
その雨は、触れたものを「乾燥」させる。未曾有の異常気象
車で実家へ向かう途中、母親と電話で口論をしていた奈津菜(なつな)。突如、車のボンネットにカラスが落ちてくる。そのカラスは、なぜか「全身が乾燥」し、死んでいた。直後に降り出した白い雨。それは、触れた瞬間にあらゆる水分を奪い、人間や物体を急速に乾燥させる未知の恐怖だった。車外に出ることもままならず、急激な乾燥によって電線や車が音を立てて崩壊していく中、偶然居合わせた見知らぬ人々とともに一軒家に逃げ込んだ奈津菜は——。
監督
出演
鈴木龍
根矢涼香、蔵本康文、安藤みどり、柳谷一成、阿久澤菜々、花門俐娃
SPEC
2026 / JAPAN / COLOR / 5.1ch / VISTA / 15min
「もしも、浴びると乾燥してしまう雨が降ったら?」
——日常のふとした疑問から生まれた未曾有のパニックスリラー
本作のアイデアの種が生まれたのは、2019年のとある雨の日。
「浴びると濡れるのではなく、乾燥してしまう雨が降ってきたらどうなるだろう?」という監督のふとした直感がすべての始まりでした。
その後、世界はコロナ禍を迎え、連日のように気候変動や異常気象のニュースが飛び交う時代へ。
しかし、社会問題や環境問題をそのまま描くのは映画的ではない。
現実には起こり得ないけれど、もしかしたらゼロではないかもしれない——そんな現代の不安を「触れると急速に乾燥する雨」という未知の脅威に置き換え、極限のパニック映画として昇華させました。
前代未聞の恐怖が降り注ぐ15分間を、ぜひ体感してください。
CAST & COMMENTS
キャスト紹介 & コメント
奈津菜 役
根矢涼香
COMMENT
主人公のナツナ役を演じました。
ある日突然、これまでの日常が姿を変えてしまうことがある。
この物語はフィクションですが、どこかで自分の現実にもつながっているような感覚が、脚本を初めて読んだときからずっとありました。もし自分だったら、どんな行動をとるだろう。考えながら向き合った作品です。
短編映画だからこそ生まれる余韻や、観る人それぞれの中で広がっていく物語があるとわたしは思います。作り手とお客様によって完成する、想像力の遊び場です。
独自の世界観で新しい映像体験を生み出す鈴木龍監督と、世界中のショートムービーと出会えるプラットフォーム・SAMANSAさんのタッグであるこの作品が、そしてこの企画が、より多くの方に届き、広がっていくことを願っています。
どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたします!
PROFILE
1994年生まれ、茨城県出身。
代表作にNetflix『極悪女王』デビル雅美役、主演作には映画『根矢涼香、映画監督になる。』、映画『Yoko Poco Ma Yoko』などがある。
今後も複数の出演作が控える中、俳優のみなず、写真家、イラストレーター、文筆家など活動は多岐に渡り、近年自身主催の展示や朗読ライブなどを企画した。
靖子 役
安藤みどり
COMMENT
鈴木龍監督はじめ素晴らしいスタッフの皆さま、出演者の方々とご一緒でき、この作品の一員になれたことは、私にとってかけがえのない経験になりました。身近な雨が、時に恐怖、癒やし、包み込む母のようだったり…『白雨』を観てくださる方の胸に染み渡ってゆくことを願っています。皆さまのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
PROFILE
大分県出身。桐朋学園短期大学演劇専攻卒業。1995 年に俳優座入団。以降、俳優座公演を中心に舞台で活動を重ね、「野がも」「猫、獅子になる」「存在証明」などに出演。外部公演にも積極的に参加し、確かな演技力で評価を得る。声優としても活躍し、アニメ映画『時をかける少女』母役や海外ドラマ『ER 緊急救命室』でサマンサ・タガート役を担当するなど、幅広い分野で存在感を示している。2026 年 8 月に第 11 回ハヤカワ悲劇喜劇賞受賞作『閻魔の王宮』近畿巡演予定。
千羽 女
花門俐娃
COMMENT
何がおこるかわからなくてドキドキするお話だと思います。千羽は人見知りで大人しい子なんですが、「ママ」に走っていって抱きつくシーンはとても好きなシーンです。みんなに見てもらえたら嬉しいです。
PROFILE
2019年生まれ。埼玉県出身。主な出演作に、映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」、ドラマ「アンサンブル」(NTV)、「タツキ先生は甘すぎる!」(NTV)など。
宗一 役
蔵本康文
COMMENT
SF、パニック、ホラー映画好きな私としては、これまでに体感したことのない作品です。演じながらも何か役の内面と目の前に起こっている現象がリンクしているかのように感じて、息苦しさが増していったのが今でも忘れられません
PROFILE
1975年9月1日千葉県出身。劇団俳優座研究所13期生、俳優座20年在籍、2021年退団。出演作多数。
近年の出演作には世界9カ国12冠獲得・湯浅典子監督作品【世界カオルの葬式/Performing KAORU's Funeral】中路明役で怪演。
wowow【TOKYO VICE2】(監督/マイケル・マン)新井誠司(警視正)役やテレ東ドラマ【惡の華】(監督/ヤングポール、井口昇)校長先生役など幅広い活躍を魅せている。
配送員 役
柳谷一成
COMMENT
配送員役として出演しました、柳谷一成です。「白雨」の企画書を読ませて頂いた時に、面白そうな企画だなと思ったのと同時に、これは現実にも起こりえるんじゃないかと思いました。「白雨」はフィクションのままで、「雨」は恵みの雨のままであってほしいと願っています。
PROFILE
1989年長崎県西海市生まれ。映画『はつ恋』(監督:鶴岡慧子)にて映画初主演。近年の出演作として、Apple TV×A24シリーズ『Sunny』、映画『END of DINOSAURS』(Kako Annika Esashi監督)、映画『時のおと』(片山享監督)などがある。企画・主演を務めた映画『西海楽園』(監督:鶴岡慧子)は25年バンクーバー国際映画祭パノラマ部門、東京国際映画祭のNippon Cinema Nowに選出された。
千羽ママ 役
阿久澤菜々
COMMENT
鈴木監督と初めてお会いした際、「物語ではなく事象を描きたい」と仰っていたことが強く印象に残っています。
予想もつかない何かが起こり、ただそこに居合わせる人々。そこから何も始まらない訳がなく、むしろこの物語の先が見たくてたまらなくなる。短編とは思えない程大きなスケールの撮影装置を前に、ずっとワクワクしていた現場でした。早くお届けしたいですし、私もスクリーンで観られることをとても楽しみにしています。
皆さまぜひ、応援よろしくお願いいたします!
PROFILE
1987年1月3日生まれ。大学在学中に劇団に参加したことがきっかけで俳優を志す。長らく舞台を中心に活動していたが、「Anonymous Gods」(Steven J Martin監督)、「私たちの、」(伊藤梢監督)といった作品を機に自主制作映画への出演も増え、近年は舞台・テレビドラマ・声優等、ジャンルを問わず活動している。
BEHIND THE SCENES
撮影の舞台裏
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映画の神様は微笑むか!?
「絶対に雨が降ってはいけない」極限の撮影現場
「浴びると乾燥する雨」の恐怖を描く本作にとって最大の敵は、皮肉にも”本物の雨”でした。実際の雨が降ってしまえば撮影は成立しない中、迎えた撮影2日目。無情にも朝まで雨が降り続き、「これは終わったかもしれない…」と絶望した矢先、天気予報を裏切るいきなりの快晴が!「映画の神様が降臨した!」と歓喜したのも束の間、3日目には再び雨に見舞われるなど、天候とのギリギリの戦いが繰り広げられました。
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妥協なき執念!
20回以上の脚本改稿と、
監督を襲った悲劇
企画決定から撮影までの約1年間、短編でありながら脚本の改稿を重ねることなんと20回以上。さらに、予算を抑えるため制作業務のほぼすべてを一人で抱え込んだ監督は、撮影1ヶ月前に「10分と座っていられないほどの激痛」に襲われ、なんとヘルニアと診断される事態に。文字通り身を削りながらハードな準備期間を乗り越えました。

日本トップクラスの
クリエイター陣が作り出す
「未知の乾燥」
「あり得ない自然災害」をリアルに体感させるため、最高峰のプロフェッショナルが集結!『映画 鋼の錬金術師』などのVFXを手掛ける宮下知己氏が「乾燥する雨」をデジタル技術で表現。さらに、King Gnuや藤井風のMV、yamaのマスク制作などで知られ、Forbes JAPAN「30 UNDER 30」にも選出された大注目の特殊メイクアーティスト・快歩氏が参加し、恐ろしくもリアルな映像美を実現しています。
Director's Information
サラリーマンから世界へ!
前作で世界30の映画祭を席巻した
異例の才能・鈴木龍
メガホンを取るのは、2022年まで一般企業でサラリーマンとして働きながら映画制作を続けてきた鈴木龍監督。働きながら制作した初監督短編映画『化身』が、北米最大のジャンル映画祭「ファンタジア国際映画祭」など世界30以上の映画祭で選出され、スペインの映画祭で最優秀脚本賞を受賞するなど、なんと”13冠”を獲得。映画界に異例の快挙を巻き起こしました。
TOKYO
シモキタ‐エキマエ‐シネマ『K2』
東京都世田谷区北沢2-21-22 (tefu) lounge 2F
小田急線「下北沢駅」南西改札口より徒歩0分
OSAKA
Theater Aimyou(シアターエミュ)
大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目13−5 リヴィエール 道頓堀 B1F
アメリカ村・三角公園から徒歩3分
CREDIT
鯛のあら
監督:長谷川汐海
脚本・編集:長谷川汐海、仙頭武則
撮影:銀蔵 照明:岡田翔 録音:内藤悟
美術・装飾:鈴木聖菜、遠藤善人
助監督:木村緩菜 プロデューサー:永岡俊幸、辻卓馬
制作プロダクション:株式会社フォーカルノート
白雨
監督・脚本・編集:鈴木龍
撮影:今西真基 照明:鳥内宏二 録音:三門優介
助監督:芳賀直之 制作:山本尚志、原田康平
衣装:入山浩章 メイク:赤井瑞希
美術:相川祐樹 特殊メイク:快歩
VFX:宮下知己、鳥家大吾
凍えるほど近く
監督・脚本:深田隆之
撮影:髙橋航 照明:秋山恵二郎、蟻正恭子
音響:岩崎敢志 助監督:大美賀均
編集:小林和貴
プロデューサー:村上知穂
ラインプロデューサー:宮崎彩
制作プロダクション:CHIBRO
エグゼクティブプロデューサー 岩永祐一
クラウドファンディング MotionGallery
製作・配給 株式会社SAMANSA
アソシエイトプロデューサー 汐田海平、山林優貴乃、金子芽依
宣伝協力 SHAKE TOKYO
2026 / 日本 / カラー / 71分(合計)
