
民話「雪女」をモチーフに描く、夫婦の言葉にならない「心の距離」
静まり返った冬の奈良井宿。人気のない道をひとりで歩く江美子(谷口蘭)と、それを追いかける夫の亮一(藤江琢磨)、そして息子の和穂(須藤蓮)。やがて三人は合流するものの、夫婦の関係は悪化していく一方だった。それを見た和穂はどこかへ姿を消してしまう。我が子を探し始める二人。しかしその最中、亮一の口にした言葉が江美子を変えてしまい——。
監督
出演
SPEC
深田隆之
谷口蘭、藤江琢磨、須藤蓮、吉岡睦雄
2026 / JAPAN / COLOR / 5.1ch / VISTA / 28min
あの「雪女」が現代の夫婦として蘇る——。
構想3年、冬の信州・木曽が生んだ美しき幻影
本作の着想のきっかけは、2023年の冬。深田監督が長野県・南木曽に滞在した際に体感した
「ひと気のない森の静けさ」や「身を切るような寒さ」から生まれました。
ベースとなっているのは、小泉八雲が再話したことでも知られる民話『雪女』。
この古典的な怪談を、なんと「現代に生きる夫婦の物語」として大胆に再構築しました。
舞台となるのは、深い雪に覆われた歴史ある宿場町・奈良井宿。構想から3年という月日をかけ、現地の空気感や偶然の出会い(ロケハンで出会った飴屋のご主人をそのまま映画に出演させるなど!)
を脚本に取り込みながら、現実と幻想が入り交じる、かつてない映像体験を作り上げました。
CAST & COMMENTS
キャスト紹介 & コメント
鈴木江美子役
谷口蘭
COMMENT
言葉にして初めて自分の気持ちが分かるような、そんな映画です。よろしくお願い致します
PROFILE
愛媛県出身。映画 •豆腐の家(2014) •息を殺して(2014) •あえかなる部屋 内藤礼と、光たち(2015) •ハイヒール こだわりが生んだおとぎ話(2017) •猫を放つ(2025)等
鈴木亮一 役
藤江 琢磨
COMMENT
俺は、目に見えないものの存在や、言葉だけでは説明しきれないものを信じたいと思っています。そんな想いがあるからこそ、この作品に参加できたことをとても嬉しく感じています。そして今回は、初めて子どものいる父親という役を演じました。一つの家族を演じることを通して、自分自身にとっても新しい挑戦となりました。
この作品は、現代を生きる人々の悩みにも通じるものが描かれている作品だと感じています。ぜひ多くの方に完成した作品をご覧いただきたいです。皆さまのご支援が、この映画をより多くの方へ届ける力になります。どうぞ応援よろしくお願いいたします。
PROFILE
映画、舞台、映像作品を中心に活動し、人物の内面や繊細な感情を丁寧に表現する芝居を大切にしている。近年は活動の幅を広げ、さまざまな作品で経験を積んでいる。
音楽活動では、自身のプロジェクト「赤道」として楽曲制作やライブ活動を行い、俳優としての表現と音楽を横断しながら独自の世界観を追求している。
名前のない物事や人と人とのつながり、心の機微に惹かれ、作品を通して観る人の心に残る表現を目指している。
鈴木和穂・女
須藤蓮
COMMENT
鈴木和穂役の須藤蓮です。雪山での撮影は、とっても寒かったけど、お休み時間に鎌倉を作ったり、雪合戦をしたりして、毎日すごく楽しかったです。大人の俳優さんたちみたいにかっこよくお芝居できるようにがんばったので、ぜひ注目して見てください!
PROFILE
2019年生まれ。企業CMのほか、人気YoutubeチャンネルCOCHO COCHOに現在出演中。
村岡 役
吉岡睦雄
COMMENT
小雪舞う奈良井宿。藤江さんは子役の蓮くんと雪合戦をしている。 微笑んで見ている谷口さん。本当の親子のようだ。何か凄い作品ができるに違いないと思った。今まで経験したことのないユニークなリハーサル。一日だけの撮影。もっともっと深田組に浸っていたかった。『凍えるほど近く』どうぞお楽しみに!
PROFILE
1976年生まれ、広島県出身。高校在学中に映画に興味を持ち8ミリ映画を制作。大学中退後に俳優の道に進む。2024年には、主演を務めた黒沢清監督作品『Chime』が第74回ベルリン国際映画祭に正式出品。近年の主な出演作に『平場の月』(25)、『廃用身』(26)、『黒牢城』(26)、『Never After Dark』(26)などがある。
BEHIND THE SCENES
撮影の舞台裏

大雪で車がスタック!?
予定不調和から生まれた
奇跡の映像
舞台は冬の雪山。撮影はまさに自然との戦いでした!撮影中盤には大雪で予定していたロケ地に入れなくなり、急遽プランを変更。移動中にはなんとスタッフの車が雪にハマって(スタックして)しまい、全員で車を押し出すというサバイバルな一幕も。しかし、そんな「予想外のトラブル」さえも映画の力に変え、長くて短い濃密な5日間の撮影を乗り切りました。

天才子役あらわる!
台本を変えた和穂役・
須藤蓮くんのひらめき
夫婦の息子・和穂を演じた子役の須藤蓮くん。実は当初、台本上に和穂の明確なセリフは書かれていませんでした。しかし、現場で蓮くん自身から飛び出した無邪気なアイデアや言葉が、なんと「作品の根幹を示すセリフ」として採用されることに!休憩中は雪合戦や鎌倉作りで遊びながらも、カメラが回ると大人顔負けの存在感を放った天才っぷりに、現場の大人たちは驚かされっぱなしでした。
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兄弟コラボ実現!
日本映画界の
トップスタッフが集結
25分の短編映画でありながら、本作には現在の日本映画界を支えるトップクラスのスタッフ陣が結集しています。『SUPER HAPPY FOREVER』や『ナミビアの砂漠』に携わった撮影・照明スタッフによる、車のヘッドライトを使った美しすぎる映像マジックは必見。さらに、映画に命を吹き込む音楽を担当したのは、なんと監督の実弟であるシンガーソングライター・マーライオン!兄弟だからこその阿吽の呼吸で、唯一無二の音世界が完成しました。
Director's Information
海外主要映画祭が注目!
日本映画の次世代を担う気鋭・深田隆之
メガホンを取るのは、独自の映像感覚で国際的な評価を集める深田隆之監督。長編デビュー作『ある惑星の散文』がフランスのベルフォール国際映画祭で、続く中編『ナナメのろうか』がスペインのサン・セバスティアン国際映画祭で正式出品されるなど、世界中のシネフィルから熱い視線を浴びる存在です。
また、米アカデミー賞を受賞した濱口竜介監督の『偶然と想像』には助監督として参加。そこで学んだ「役を深く理解するための時間をかける」という演出メソッドを本作でも存分に発揮しています。日常の空間から人間の深淵をあぶり出す手腕は、まさに次世代の日本映画を牽引する才能です。
TOKYO
シモキタ‐エキマエ‐シネマ『K2』
東京都世田谷区北沢2-21-22 (tefu) lounge 2F
小田急線「下北沢駅」南西改札口より徒歩0分
OSAKA
Theater Aimyou(シアターエミュ)
大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目13−5 リヴィエール 道頓堀 B1F
アメリカ村・三角公園から徒歩3分
CREDIT
鯛のあら
監督:長谷川汐海
脚本・編集:長谷川汐海、仙頭武則
撮影:銀蔵 照明:岡田翔 録音:内藤悟
美術・装飾:鈴木聖菜、遠藤善人
助監督:木村緩菜 プロデューサー:永岡俊幸、辻卓馬
制作プロダクション:株式会社フォーカルノート
白雨
監督・脚本・編集:鈴木龍
撮影:今西真基 照明:鳥内宏二 録音:三門優介
助監督:芳賀直之 制作:山本尚志、原田康平
衣装:入山浩章 メイク:赤井瑞希
美術:相川祐樹 特殊メイク:快歩
VFX:宮下知己、鳥家大吾
凍えるほど近く
監督・脚本:深田隆之
撮影:髙橋航 照明:秋山恵二郎、蟻正恭子
音響:岩崎敢志 助監督:大美賀均
編集:小林和貴
プロデューサー:村上知穂
ラインプロデューサー:宮崎彩
制作プロダクション:CHIBRO
エグゼクティブプロデューサー 岩永祐一
クラウドファンディング MotionGallery
製作・配給 株式会社SAMANSA
アソシエイトプロデューサー 汐田海平、山林優貴乃、金子芽依
宣伝協力 SHAKE TOKYO
2026 / 日本 / カラー / 71分(合計)
