
夜になると鯛の頭が語り出す…! 淡々と「世界の終わり」を過ごす人々たちの怪奇譚。
遺産整理中の古い家に、自称作家の男・センセイとその甥・タイポクが暮らしている。ある夜、届けられた鯛のお頭が夜中に突然奇妙な物語を語り出す。その物語通りに若い女・ツル子がその家に現れ、三人の共同生活が始まる。そして、鯛が最後に告げる"世界の終末"とは――。
監督
出演
長谷川汐海
星能豊、田中爽一郎、瀬戸かほ、斉藤陽一郎、鈴木卓爾(声の出演)
SPEC
2026 / JAPAN / COLOR / 5.1ch / STANDARD / 28min
日常と“あちら側”が交差する、
唯一無二の長谷川ワールドへようこそ
本作が目指したのは、日本映画の巨匠たちが描いてきたような「生と死の境界線」を現代に蘇らせること。
鈴木清順監督作品のような色彩豊かな幻想譚、大林宣彦監督作品に息づく愛すべき霊的な存在、
そして成瀬巳喜男監督作品が捉えた繊細な日常のしぐさ——。
それらのエッセンスを受け継ぎながら、誰も見たことのない“令和のジャパニーズ怪奇映画”を生み出しました。
先の見えない不安を抱えて生きる現代。
私たちの心をそっと支えてくれるのは、仏間に飾られた会ったこともないご先祖様の遺影や、目には見えない大切な人たちとの繋がりなのかもしれません。
「映画という魔法を通じて、見えないはずのものを感じてほしい」。
そんな監督の切実な想いが、閉ざされた日本家屋を舞台に、奇妙でどこか懐かしい物語として紡ぎ出されます。
CAST & COMMENTS
キャスト紹介 & コメント
センセイ 役
星能豊
COMMENT
世界中の良作を配信、上映している絶対的な信頼度が高いSAMANSAさんと長谷川汐海監督がタッグを組み、映画を制作する。素晴らしいこの企画、作品に参加できて幸せです。キャストには憧れでもある鈴木卓爾さん、斉藤陽一郎さんをはじめ、僕も以前共演のある、瀬戸かほさん、田中爽一郎さんといううれしすぎるキャスティング。(鈴木卓爾さんは声の出演を快諾してくださったというエピソードは贅沢すぎて、恐縮でした)
このキャストによる長谷川汐海監督最新作は諸行無常!?
奇想天外!?語彙力のない自分は上手く表現できませんが、この新たな才能、長谷川汐海ワンダーワールドをぜひ堪能していただきたいです。そして、この企画が続き、たくさんの新しい才能、作品が増えてゆくために、ご支援をよろしくお願い申しあげます。
PROFILE
⽯川県⾦沢市⽣まれ。劇団研修⽣を経て本格的に俳優活動を始める。出演作品『repeat in the room』にて⻑⾕川汐海監督作品初出演。近年の活動として泉鏡花や徳⽥秋聲、⾃⾝も卒業した⾺場⼩学校での出演作上映を企画。出演だけではなく作品を届ける活動も積極的に⾏う。現在は東京から⾦沢へ拠点を移し活動している。
ツル子・ヨシ子・女
瀬戸かほ
COMMENT
ツル子、ヨシ子、女の3役をつとめさせていただきました 瀬戸かほです。
お話をいただいてから、脚本を読んでいるときも、現場でも、撮影後も、一体どんな映画が出来上がるのだろうかとわくわくしていましたが、完成した本作は私の想像を軽々と超えていました。
ぜひ、みなさまに味わっていただきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
PROFILE
1993 年 11 ⽉ 11 ⽇⽣まれ。モデル・俳優。近年の劇場公開作として、『この⽇々が凪いだら』(常間地裕監督/2021 年)、『クレマチスの窓辺』(永岡俊幸監督/2020 年)がある。原案・プロデュース・主演を務めた短編映画『きまぐれ』が 2024 年に全国で順次劇場上映した。2025 年 7 ⽉より主演作『NEW RELIGION』(Keishi Kondo 監督)、W 主演作『はらむひとびと』(中嶋駿介監督)が公開。
鯛の声
鈴木卓爾
COMMENT
『鯛のあら』で鯛の声という、ちょっと変わった役を担当させていただきました鈴木卓爾です。非常に独特の世界観を持つこの映画の中で、不思議なキャラクターを声だけ(鯛はお魚屋さんで買われてくるであろう。)で演じるにあたっては、何度も議論を重ね試行錯誤と研究が繰り返され、とても面白い現場でした。その結果、鯛はどうなったか?どうぞ作品をご覧いただけたら、こんな嬉しいことはありません。
そして、生身で演じられました四人の出演者の皆さんの、表情や役柄の変化の面白さ、不思議な世界に翻弄される人々のありようがこの作品の大変楽しい見どころとなっています!
是非、『鯛のあら』を応援いただき、作品を楽しんでいただけたらと思います。
PROFILE
映画監督・俳優。1967 年⽣まれ。主な監督作品: 『私は猫ストーカー(2009 年)』『ゲゲゲの⼥房 (2010 年)』『ジョギング渡り⿃ (2016 年)』『ゾンからのメッセージ(2018 年)』『嵐電 (2019 年)』など。近年の出演作: 『佐々⽊、イン、マイマイン(内⼭拓也監督・ 2020 年)』『死刑にいたる病(⽩⽯和彌監督・2022 年)』『わたしの頭はいつもうるさい(宮森玲実監督・2024 年)』『海辺への道(横浜聡⼦監督・2025 年)』など。2012 年から 2024 年まで京都芸術⼤学映画学科にて教員を務めた。
タイボク・男 役
田中爽一郎
COMMENT
初めて脚本を読み終わった深夜、天井を見上げながら独りでに「おもしろ…」と呟いたのを鮮明に覚えています。
「わからないけど、わかる」と言いますか、第六感を刺激されてなかなか眠りにつけませんでした。
摩訶不思議なのに、親しみと懐かしさを感じるこの作品。近年類を見ない性質を持ったこの映画が令和に誕生したことを鯛のお造りを囲みながら、みんなでお祝いしたいくらいです。個人的には、初めて地元・知多で撮影ができたことが本当に嬉しくて感慨深い経験となりました。この作品を、できるだけ多くの遠くの身近へ、届けられたらと願っています。応援のほどよろしくお願いいたします。
PROFILE
1994 年 1 ⽉ 15 ⽇・愛知県知多市出⾝。第29 回釜⼭国際映画祭ニューカレンツ部⾨ノミネート作品『椰⼦の⾼さ』(ドゥ・ジエ監督)にメインキャストで出演。近年の出演作に『Cloud クラウド』(⿊沢清監督)、『ラストホール』(秋葉美希監督)、『さかなのこ』(沖⽥修⼀監督)などがある。公開待機作も多数控えている。
葛西 役
斉藤陽一郎
COMMENT
長谷川汐海監督の前作『repeat in the room』で描かれた世界観は、今作でさらに広がりを見せ、どこか不思議な懐かしさを纏った異世界へと進化しています。『鯛のあら』とはいったい何なのか――。タイトルからはまるで想像もつかないその物語を、ぜひ目撃してほしい。
PROFILE
1970 年⽣まれ。94 年に篠原哲雄監督『YOUNG & FINE』の主役を務め、役者としての活動をスタート。『教科書にないッ!』(95)に出演して以来、 ⻘⼭真治監督作品には⽋かせない役者として多くの作品に出演してきた。近年では、『夜明けのすべて』(24)、『蒲団』(24)、『愛に乱暴』(24)、『ルックバック』 (24)、『BAUS 映画から船出した映画館』 (25)、「旅と日々」(25)などの映画作品に出演。
BEHIND THE SCENES
実力派キャストが集結!奇想天外な撮影の舞台裏

名優・鈴木卓爾が
「鯛の声」を熱演!?
劇中で奇妙な物語を語り出す「鯛のお頭」。なんとこの声を、数々の名作に出演する実力派俳優・鈴木卓爾さんが担当しています!「声だけの出演」という異例のオファーを快諾し、「この鯛はお魚屋さんで買われてきたのだろうか?」など、現場で真剣かつユニークな議論を重ねながら、あの不思議なキャラクターが誕生しました。
.jpg)
深夜に思わず
「おもしろ…」と呟いた脚本
甥のタイボク役を演じた気鋭の俳優・田中爽一郎さんは、初めて脚本を読み終えた深夜、天井を見上げながら独りでに「おもしろ…」と呟いてしまったそう。
第六感を刺激され、なかなか寝付けなかったというほど、キャスト陣をも深く引き込んだ摩訶不思議な物語の 引力に注目です。

舞台は歴史ある
国登録有形文化財
撮影は、田中さんの地元でもある愛知県知多市に佇む国登録有形文化財『雅休邸(まさやすてい)』を中心に敢行。地元の方々の温かい協力のもと、歴史ある邸宅が、本作のレトロで少し不穏な空気を完璧に作り上げています。
Director's Information
世界的プロデューサーも絶賛!
歯科医院で働きながら映画を撮る
異色の気鋭監督
メガホンを取るのは、愛知県出身の長谷川汐海(はせがわ しおみ)。
名古屋学芸大学にて、『リング』や『EUREKA』で知られる世界的映画プロデューサー・仙頭武則氏に師事。卒業後はなんと「歯科医院に勤務しながら映画制作を続ける」という、異色の経歴を持つ若き才能です。卒業制作の短編映画『repeat in the room』は各地の映画祭を席巻し、俳優の斎藤工氏がコラムで紹介するなど話題に。さらに恩師である仙頭氏からは、「まさに今の時代に現れた、女流・鈴木清順だ」と最大級の賛辞が送られました。
TOKYO
シモキタ‐エキマエ‐シネマ『K2』
東京都世田谷区北沢2-21-22 (tefu) lounge 2F
小田急線「下北沢駅」南西改札口より徒歩0分
OSAKA
Theater Aimyou(シアターエミュ)
大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目13−5 リヴィエール 道頓堀 B1F
アメリカ村・三角公園から徒歩3分
CREDIT
鯛のあら
監督:長谷川汐海
脚本・編集:長谷川汐海、仙頭武則
撮影:銀蔵 照明:岡田翔 録音:内藤悟
美術・装飾:鈴木聖菜、遠藤善人
助監督:木村緩菜 プロデューサー:永岡俊幸、辻卓馬
制作プロダクション:株式会社フォーカルノート
白雨
監督・脚本・編集:鈴木龍
撮影:今西真基 照明:鳥内宏二 録音:三門優介
助監督:芳賀直之 制作:山本尚志、原田康平
衣装:入山浩章 メイク:赤井瑞希
美術:相川祐樹 特殊メイク:快歩
VFX:宮下知己、鳥家大吾
凍えるほど近く
監督・脚本:深田隆之
撮影:髙橋航 照明:秋山恵二郎、蟻正恭子
音響:岩崎敢志 助監督:大美賀均
編集:小林和貴
プロデューサー:村上知穂
ラインプロデューサー:宮崎彩
制作プロダクション:CHIBRO
エグゼクティブプロデューサー 岩永祐一
クラウドファンディング MotionGallery
製作・配給 株式会社SAMANSA
アソシエイトプロデューサー 汐田海平、山林優貴乃、金子芽依
宣伝協力 SHAKE TOKYO
2026 / 日本 / カラー / 71分(合計)
